・トルティーヤはカリカリ、中はチーズ&スパイシー
・濃厚サルサソース&アボカドディップ付きで味変が楽しめる
・1個あたり250円と買いやすいお値段
そもそもケサディーヤってなに?
ぱっと見の印象は「タコスっぽい」。でも商品の名前はチキンケサディーヤ。
沖縄県民にとってはタコスのほうが馴染みがあるけど、タコスは調理済みの具材を詰めるもので、ケサディーヤは具材を詰めてから調理するものという違いがあるそうです。
今回購入したチキンケサディーヤの注意書きをよくみると、「半惣菜」「フライパンで両面加熱し、チーズが溶けて表面が香ばしく焼きあがれば出来上がりです。」と記載があります。
買って調理する手間があるから「半惣菜」というんですね。
チキンなどそのほかの具材は調理済みです。
売り場を店内マップで確認
チキンケサディーヤが買えるのはフロアマップの星マーク、デリカコーナーです。
デリカは美味しそうなお惣菜がたくさん並んでいて、毎回迷うんですよね〜。チキンケサディーヤはどうやら年中店頭に並んでいるものではないらしく、今年の分が販売終了するうちにと今回購入してみました。
コストコのチキンケサディーヤってどんな商品?
コストコのチキンケサディーヤは蒸し鶏・野菜・ナチュラルチーズをトルティーヤで包んだもので、サルサソースとアボカドソースが付いています。
調理前のチキンケサディーヤを開いてみると、具材がパンいっぱいに詰められてます。このぎゅうぎゅう加減は嬉しい。
今回は二つ折りの半付き型ですが、以前のケサディーヤは四角い形で若干食べづらい形状をしていたので、それを踏まえてリニューアルしたのかもしれません。
具材と内容量は?
具材には蒸し鶏・チポットレペースト・チーズ・ピーマン・パプリカが使われています。
チポットレペーストとは、赤く熟したハラペーニョ(唐辛子)を燻製にしたチポットレチリを使用したペーストで、メキシコ料理に欠かせない調味料です。
フタを開けただけでエスニックの香りが漂うのは、「チポトレ」が使われているからなんですね。本格的なメキシコ料理という感じがします。
1つ1つの大きさは20センチ弱程度で、女性の手のひら大ぐらいの大きさです。重さは大体平均110グラムでした。
これが5個で1,276円なので、割と手軽に買える値段ですね。
原材料とカロリーは?
蒸し鶏、小麦トルティア、チポットレペースト(植物油、玉ねぎ、ドライトマト、その他)、ナチュラルチーズ、アボカドペースト、サルサソース、ピーマン、パプリカ/セルロース、ph調整剤、増粘剤、トレハロース、膨張剤、乳化剤、アナトー色素、(一部に小麦、乳成分、大豆、鶏肉、りんごを含む)
1個あたり110グラムなので、大体220kcalですね。カロリーが高いかと思いきやお茶碗1杯(150g)とほぼ同程度です。
栄養成分表示100gあたり | |
熱量 | 202kcal |
たんぱく質 | 10g |
脂質 | 12g |
炭水化物 | 13g |
食塩相当量 | 1.1g |
1食で2個食べたとしても440kcalでたんぱく質は20gもとれるので、栄養バランスの面でも優秀な食べ物という気がします。
作り方
パッケージには「フライパンで両面加熱し、チーズが溶けて表面が香ばしく焼きあがれば出来上がりです。」としか記載がなく、何分加熱するの?弱火?中火?油はひくの?と戸惑った方、私以外にもいるのではないでしょうか。
今回は実際に調理してつかんだ美味しい作り方のコツを紹介します!
フライパンの焼き方
フライパンは油をひかず、弱火〜弱中火で片面2〜3分ほど焼きます。チーズが溶けてトルティーヤに美味しそうな焼き目が付いたら出来上がりです。両面パリパリの生地が楽しめますよ。
中火〜強火にしてしまうと、中身が温まる前に表面が黒く焦げてしまうので火加減には注意です。
フライパン+レンジの食べ方
500wのレンジで30秒〜1分温めたあと、フライパンで中火で熱します。
レンジを通すことで中身が温まるので、あとはフライパンで焼き目をつけるだけです。
例えば冷凍したケサディーヤを調理する場合、フライパンだと中身が十分に温まる前に焼き目がつくことがあるので、レンジでチンしてからフライパンで焼くといいですよ。
トースターの焼き方
私の中で一番のおすすめがトースターです。オーブンやトースターを使用する場合、180度〜200度でケサディーヤを5〜10分ほど焼きます。
ゆっくり加熱できるので好みの加減で調理できますし、なによりトースターだとトルティーヤがカリカリのサクサクというフライパンには出せない食感がでるんです。それがとても美味しい!
フライパンを洗わずに済むのもポイントが高いです。トースターで焼く際は、チーズがとろけるかもしれないのでクッキングシートをひくといいですよ。
焼かないで食べる場合
もともとチキンケサディーヤの具材は調理されていて、あとはチーズを温めるだけという状態です。
そのためそのまま焼かずに食べるのは可能だと思うのですが、コストコに問い合わせたところ「加熱することが前提なので、加熱なしで健康に影響がないかはわからない。」との回答でした。
もしトルティーヤをしっとりした状態で食べたい、ということであれば、レンジで温めると生地はしっとりチーズがとろーりで美味しく食べられますよ。
チキンケサディーヤの味は?
トースターでカリカリにしたケサディーヤを付属のサルサソースで食べてみました。
スパイシーに味付けされた具材とチーズ、それからサルサソースの辛味や酸味のバランスがよくてものすごく美味しいです。
思ったよりも本格的な味がして、メキシコ料理屋さんで出されても大満足するレベルです。
具材は蒸し鶏がたくさん入っていて、味付けもしっかりされているのでそのままでも十分美味しいです。サルサソースは角切りされた新鮮な野菜がゴロゴロ入っているので、サルサをつけることでより食べ応えが増しますね。
本格メキシカンは辛さが強いイメージがありますが、チキンケサディーヤはあまり辛味を感じないので、辛さが苦手な方でも問題なく食べられます。
子供もおそらくもりもり食べられる辛さじゃないかなと思います。もし苦手ならケチャップで食べるとちょうどよさそうです。
アボカドソースはマイルドにケサディーヤを食べたい方におすすめです。私はサルサ派なのであまり食べませんでしたが、家族は濃厚なアボカドが気に入ったようでした。
難点は、ケサディーヤ5個にサルサソースが足りないことですね。私はケチャップを使いました。甘いケチャップとスパイシーなケサディーヤの組み合わせも非常に美味しかったです。
コスパは?
メキシコ料理の本格的な味で1個250円は圧倒的にコスパがいいです!
たとえコンビニで売られてても1個400~500円ぐらいはすると思うので、サルサソースとアボカドソースがついて5個で1,276円は実に素晴らしいと思います。
自分で全て作ろうとすると材料費とものすごい手間がかかりますからね、手軽に購入できる金額なのはありがたいです。
消費期限と冷凍保存方法
購入日が9/7で消費期限が9/9だったので、この間は冷蔵保存でも問題ありません。
冷凍の場合はラップをしてジップロックで保存しましょう。
レンジの解凍モードで3分ほど解凍してから、フライパンやトースターで温め直すと美味しく食べられます。
まとめ
コストコのチキンケサディーヤをレビューしました。
味が本格的でとても美味しく、かつ価格もお手頃で手が出しやすい。
コストコのデリカはハイカロリーなイメージがあるのですが、チキンケサディーヤはカロリーが程々かつチキンでたんぱく質もしっかり摂れるので、(食べ過ぎなければ)罪悪感がない。
おすすめできるポイントしかない商品でした。
次はいつ販売終了になるかわからないので、見かけた方はぜひ試してみてください!